バッテリーの寿命を長持ちさせる方法
バッテリーあがりはなぜおこるのか?
自動車はエンジンをまわすことにより発電し、作られた電気がバッテリーにたまり(=充電)、バッテリーにたまった電気をエアコンやライトをつけることにより使う(=放電)サイクルを繰り返しています。
このサイクルの中で、充電する電気より、放電する電気の量が多いと、バッテリーの中の電気が減少し、あるところでエンジンをかけられない量になってしまう、これがバッテリーあがりです。
したがって、充電の量を増やすことと、放電の量を減らすことがバッテリーを長持ちさせるポイントです。では、具体的にどういう方法があるか見ていきましょう。
秘訣1:常にバッテリーを満充電に保つ
たまにしか車にのらない、スーパーやコンビニへのちょい乗りぐらいしかしない、つまりスーパーカーになってしまっている...そんな人は要注意。
バッテリーを長持ちさせるには、常にバッテリーを満充電に保つことが大事です。慢性的な充電不足状態が続くとバッテリーの寿命が短くなってしまうのです。
充電不足に有効な対策の一つは、バッテリーの放電を抑えるためにバッテリーのマイナス端子をはずすことです。ただし、バッテリーのマイナス端子をはずすと車両制御や時計、オーディオのメモリがリセットされてしまうことに注意しましょう。もうひとつの対策は、補充電することです。2ケ月以上車に乗らない時には補充電を検討するといいでしょう。
秘訣2:バッテリーにやさしい車の使い方をする
バッテリーにやさしい車の使い方をすることで、バッテリーの寿命を長持ちさせることができます。
具体的には、エンジンをとめた状態(=充電なし)でカーオーディオをつけ続けたり(=放電)、車のライトをつけっぱなしにする(=放電)ことはやめましょう。
また、エンジンをかける時にはエアコンやカーオーディオのスイッチをOFFにしておきましょう。バッテリーに過度な負荷をかけてしまうからです。
もうひとつ、車を購入してから後付けしたアクセサリー、たとえば、カーオーディオやカーナビなどの消費電力が大きい場合には、購入した時のバッテリーでは容量が不十分になっている可能性があります。不十分である場合には容量の大きなバッテリーと交換する方がベターでしょう。